01 売却にかかる費用
①売却に必要な経費
印紙代 | 売買契約書に貼付します | 登録費用 | 表示変更・抵当権抹消登記、司法書士の報酬 |
不動産譲渡所得税 | 不動産の売却利益がある場合 | 住民税 | 不動産を売却した際に売却利益がある場合 |
仲介手数料 | 不動産会社への手数料 | 修理修繕 建物解体費用 | 修理・修繕後に引渡の場合や、更地で売る場合に必要 |
引っ越し費用 | 荷物の撤去にかかる費用 | 測量・分筆登記費用 | 境界の確定や土地を切り売りする場合 |
☑ 不動産譲渡税率は以下から違いがでてきます
・不動産の利用形態
・所有期間(長期間保有した場合の方が率は低い)
※一定の要件を満たした居住用不動産は譲渡所得に対し、最高3,000万円までの特別控除や低率分離課税などの軽減税率の適用も
※購入価格より売却価格が安くなった場合、一定要件を満たせばその損失と他の所得を損益通算できる場合も
②仲介手数料について
売買価格を分割して、価格帯ごとに手数料を計算し、それを合計します。
取引額 200万円以下 | 取引額の5% |
取引額 400万円以下 | 取引額が200万以下の部分についてはその5% 取引額が200万を超える部分についてはその4% |
取引額 400万円超 | 取引額が200万円以下の部分に付いてはその5% 取引額が200万円を超え400万以下の部分についてはその4% 取引額が400万円を超える部分についてはその3% |
(例)購入価格が1,000万円の場合
・200万円までに対して5%=100,000
・200万円から400万円までに4%=80,000
・600万円に3%=180,000
→この合計額に消費税を加算した額が仲介手数料の上限(360,000×10%=396,000円)
※簡易な計算式がつくられています。
仲介手数料=(売買価格(税抜)×3%+6万円)×消費税
☑ 仲介手数料=(売買価格(税抜)×3%+6万円)×消費税
※仲介手数料の上限額は、どの不動産業者も同じです